シティーガール日誌

シティーガールな生活

今日思ったこと

 

 

 

今日、私は高校生に向けて作る大学案内の冊子のインタビューを受けました。

そもそもなんで私が、という感じだったので選考理由を聞いてみると

「ハキハキしてて、成績が悪くなくてすでに内定を持っている公立高校出身の人を探しいていた」

と言われたのでとりあえず納得してインタビューを受けたんです。

 

・いつ頃この大学を志望し始めましたか?

・どうしてこの大学に入ったんですか?

・ここでしか学べなかったと思うことはありますか?

・これから大学受験をしようとしている高校生にメッセージをお願いします。

 

内容はこんな感じで、穏やかにインタビューは進みました。

 

 

 

私にとって今の大学を選んだのは割と必然で、他に選択肢がなかったからうまく答えられなかったです。

中学3年から好きなことが変わってなくて、その仕事がしたいなと思いながら高校生活を送って。なんとなく母親に相談したら、今の大学の話をされて。

あまりにも迷いのない大学選びだったし、それは本当に自分がラッキーだったんだなと思える出来事でもあって。

 

 

今の大学で学べたことが本当に沢山あって、それとは別にアルバイトもして、社会経験も普通の大学生以上に積めたんじゃないかなと思ってます。

だから、それまでの質問は割とスラスラ答えられました。

 

 

問題は最後の質問でした。

・これから大学受験をしようとしている高校生にメッセージをお願いします。

 

 

あまりにも私が答えられなくて、言い方を変えてくれました。

「高校時代にやっておいたほうがいいこととか、そういうのでもいいんですけど…」

 

 

よくあるやつですね。就活で就活生が先輩社員に聞くやつと同じ。

「やっておいた方がいいこと」これはいったい何なんだろう…

 

 

そう言われても私はなかなか思い浮かばず、少しの沈黙の後答えたのは

「本を…読むことでしょうか…」この一言で空気は凍り付きました。

「何言ってんだこいつ」みたいな。そういう目で突然見られた気がしてたんです。

 

 

焦った私はこう続けました。

「自分の思ってることを人に伝えるためには国語ができないとダメだと思うんです。英語ももちろん大事ですけど。え~、国語と英語ができればまあ何とかなるんじゃないでしょうか…」

 

 

 

 

 

そもそも、高校時代の自分はへらへら3年間遊んでただけだなって心の底から思うんですよ。それに全く後悔はしてないし、だからこそ今があるなって思うんですけどね。

 

 

 

もし高校生の自分に何か伝えられるならなんて言いますか?

って考えてみると、正直「高校生の時に、大学生からもらったメッセージなんてまるで理解しようとしないし、たいてい聞き流すっしょ!」

って思います。

 

 

っていうか聞き流している私が容易に想像つくんですよね。

あー怖い。若さってやつですね。

 

 

ふとそう思ってから、1つだけ伝えたいなってことがあったんですよ。

 

 

「どんなに些細なことでも、どんなにざっくりでもいいから、自分の好きなこと、興味があるんじゃないかなってことを見つけたらその先の選択がすごく楽になると思います。だからなんか自分が魅力に感じるもの・分野・趣味みたいなのが見つかったらいいんじゃないでしょうか」

 

 

 

 

私は、中学3年生から同じ意志を持って生活しています。職業に関して。

なんとなくこの職業かなとか、なんとなくこういう感じの人生がいいかなって。

それって本当にラッキーなんですよね。自分が好きなことに出会えるということは。

 

 

 

私は「好きなこととかやりたいこととか特にないんだよね」っていう人の気持ちが理解できないんです。同時に、その人も私の気持ちが理解できないじゃないですか。

でも、多分好きなことがあったほうが、大学も就職も選択肢がぐい~~んと広がるんですよね。だって好きなことやりたいじゃないですか。

 

 

なんとなく大学に入って、なんとなく就職して。

ぶっちゃけこの国でそういう風に生活することって簡単なんですよ。

それが「当たり前」だと思っちゃえば特に。

 

でもそうじゃない方がきっと楽しい。

好きなことがあるから職業は何でもいいっていう人もいると思います。

それは本当に素晴らしい。素敵なことだと思います。

だってそのために大学も就職も頑張れるじゃないですか。

 

 

自分が頑張ったときのご褒美を自分で用意することって大切だと思います。

自分のご機嫌は、自分でとっていきたいじゃないですか。

きちんと自分のご機嫌がとれる大人になりたいなと日々思っています。

 

 

あとは、先ほど国語と英語ができればいいって言いました。

だって、英語が話せたら世界中の何万人と話ができるんだろうなって思うんです。

思い、伝えられちゃうんだろうなって思うんです。

だから多分喋れた方が人生が楽しいんですよ。

かくいう私はほとんどしゃべれないんですけどね。

 

 

 

でも、国語って超絶大事だなと今日改めて思いました。

インタビューを受けて、自分の思いとか考えを話すっていうことが生きていく上でどれだけ大切なのかを思い知らされました。

自分の中で完結していることじゃないので、伝わらないといくら話しても意味がないんですよね。会話ってそういうものじゃないですか。

だから、私はもっと自分が思ってることを、自分の思いに最も近い日本語を選んで話したいし、自分が思ってることをなるべくリアルに相手に伝えたいなと思いました。

 

 

21年しか生きてないので、自分のことなんてわかんないんですよ。

自分の気持ちに解説をつけたくても、解説できないんですよね。

自分の気持ちを言語化することができないから。

それを理解する能力もない。

 

これは非常に悲しいことです。

でもきっと、自分のことが全てわかる人なんていないんで大丈夫だと思います。

そもそも人間っていまだにわからないことだらけですしね。

 

 

 

この記事を読む年下の人がいるのかどうかはわからないんですけど、自分の好きなこととか、好みとかを知って、理解できるとずいぶん楽になるなと思いました。

 

大学は、学力だけで選ぶものではない気もするんですよ。

ほとんど学力だとは思うんですけど。

近くに自分の好きなお店があるとか、あの電車が、あの町が好きだとか。

大学、おそらく4分の1の時間は「ダッル~~~~」って通うんですよね。

友達がいてもそうなんです。ダメな自分でもいいかって許せちゃうんです。

どうせ学生時代はここまでだしって思っちゃうんです。

別にそれでもいいんですけど、それだったら何かほかの価値をつけたら大学に行く心持が違うじゃないですか。

「自分を大学に行く気にさせるご褒美を作る」

ってことが人生大変重要になっていくのではないかと今の私は思います。

 

 

今日思ったことをどこかに残しておきたかったので書きました。

数か月ぶりの更新でした。

 

 

卒論4万字書くのはあんなに大変だったのに、自分の思いならあっという間に2000字もつづれるもんなんですね。

 

 

純情でした。