シティーガール日誌

シティーガールな生活

はじまり

 

 

 

 

いつぶりになるだろう。

ある人からの連絡を心待ちにすること。

深夜に間違えたふりをして電話をすること。

色んな人に相談して自問自答を繰り返すこと。

 

 

その全部が、私に伝えてきている。

それはきっと、恋なのだろうと。

 

 

あまりにも不思議な出会い方をしたのに

ちゃんと会ったことなんて一度しかないのに

ちゃんと話した時間なんてほんの数時間なのに

 

その全部が、私を迷わせている。

これがきっと、恋なのだろうと。

 

  

 

 

彼が私の名前を呼んだら嬉しいし

下の名前だったらきっとくすぐったいし

約束なんて言葉に変に期待してしまうし

心のなかはいつも嵐が起きてるみたいだし

私の心が私に追いついてこないし

 

 

 

あぁ、きっと私はまた自分が起こした嵐に振り回されて泣いたり笑ったりするのだろう。

それが女で、それが女子だから。

いくつになっても、変わることができない。

不思議な魔法だから。

年をいくつ取ったとしても、変われない。

唯一のキラキラだから。

 

 

 

きっと私は明日からPerfumeばかり聴くんだ。