シティーガール日誌

シティーガールな生活

何番煎じのラブソングだよ



愛だの恋だのについて語りたいときは、
きっとそれが私に近づいているという証拠だ。


ラブソングは明るい歌も暗い歌もごまんとあるけど、自分にピッタリハマるラブソングに出会えることなんかほとんどない。
別に共感して泣きたいとかそういうんじゃないけど。歌われたい気がするのかもしれない。
この人が私の気持ちを歌ってくれている、私のことを分かってくれている!と思い込みたいだけなのかもしれない。



今日は好きなバンドのライブに行ってきた。
下北沢の小さなライブハウス。彼女たちはいつも通り、全力で歌ってギターを鳴らしてた。
彼女たちが歌うラブソングは、観客に向けて愛を叫ぶ歌だった。ラブソングって色恋沙汰だけじゃないんだもんな、改めて感じさせられた。



何が言いたいのかよくわかんないけど、こんな風にラブソングについて書いちゃう私は1年ぶりに少しずつ乙女に近づいているのかもしれない。愛も恋もないのに。何もないのにね。
ラブソング、ってダサいように思えるけど、20代女性の頭の中なんてラブソングみたいなダサいもんだと思う。


ダサいね、全部ダサい。