シティーガール日誌

シティーガールな生活

続かない



日記が続かない女になってしまった。
自分でノートに書いている方は続いているが、
はてなブログはさっぱりといったところだ。


言い訳をすると、記事にするほどのことが全く起きなくなったのである。
いや、考えなくなったし、起こらなくなった。と言ったほうが正しいだろう。
毎日毎日ノートに溜まる「つまらない」の文字が、貴重な青春時代を蝕んでいくことに焦りながら生活をしている。




先日、東大に編入した友人は言っていた。
「周りがつまんないんじゃなくて、自分がつまらないからこんなにつまらないんだと思う」
なんとなく、心が切なくなった。心臓をつままれたような感覚だった。
彼は、東大へ入ることを目標に2年ほど努力をしてきた。しかし入ってみるととてつもなく苦しい日々が続いているようだった。
以前に比べ痩せていたし、覇気がなかった。
会った日は、彼が心から笑っている顔を見ることはできなかった。


自分が正しいと思った選択。それが刺激のない毎日の繰り返しだった場合、一体その思いをどこにぶつけたらいいのだろうか。正直、彼は現在の私に似ている気がした。私は大学3年生になり、新たな日常が始まって早1ヶ月が経とうとしている。
現状、毎日つまらなくて悪態をついている。私はここに来たかったはずなのに、どうしてこんなにつまらないんだろう。受験した時は期待に胸を躍らせていたはずだ。2年間しっかり通って、やっと専門的な勉強ができる3年になった。なのにどうしてこんなに苦しいのか。自分は何かを間違ってしまったのではないか。そんなことを考えていると毎日が過ぎていってしまう。


そしてアルバイト先で愚痴をこぼしながら働く時間が私の癒しになっている。変わらないみんなと、違うお客様と。刺激があるのだ。
早く働きたいような気がする。いざ働き出したら戻りたいと言うのは目に見えている。いつだって人はないものねだりなのだから。


何か楽しいことを見つけないと、現在の私はこのままつまらなくなってしまい、死んでしまう気がする。